ついこの間雑草を抜いたばかりなのに、次から次へと生えてくる雑草に対して困っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
お庭だけでなく壁やコンクリートの隙間など、雑草は増える条件を満たしている場所ならどこにでも生えてきます。
雑草をなんとかしたいと思っている方に向けて、雑草が増える原因を紹介していきたいと思います。
1.何万粒もの種がまかれる
一つの雑草から蒔かれる種は、少ない種類で数百個、多いものでは15万個を超える種をまく種類の雑草があります。
まかれた種の中から約80%が発芽するため、雑草が増殖してしまう原因になっています。
また、風や種子を取り込んだ鳥などの糞が離れた場所に運んでしまうため、雑草が外部から運びこまれるのを遮断することは困難です。
2.日光で著しく成長する
雑草は日光に当たることで光合成し栄養としています。「好光性種子」と呼ばれる雑草の種は、日光に当たることで発芽します。
お庭の日陰部分より日向の部分の方が雑草が圧倒的に生えやすく、成長がとても早いのはそのことが原因です。
3.根がとても強力
雑草は再生能力が高く、根より上の部分を取り除いただけではまたすぐに生えてきます。
多くの雑草は冬になると一度枯れてしまいますが、根は土の中に残っているので春になると爆発的に増殖します。
また、雑草によっては引っ張ると根を残して簡単にちぎれてしまうものもあるので非常にやっかいです。