庭で遊んだり、草取りをしていると多くの虫を目にします。
その原因は虫にとって暮らしやすい環境が整っているからです。
虫が増える原因は次のようなものがあります。
１．豊富なエサ
植物の葉を食べる虫や茎などから養分を取る虫は、庭にエサとなる雑草が生えていると集まってきます。
落ち葉などは放っておくと腐葉土になりカブトムシなどの幼虫が繁殖します。
また、アリやゴキブリなどは、お菓子の食べ残しやバーべーキューで落ちた食べ物を狙って集まります。
２．ジメジメとした湿気や水溜り
地面に暮らす多くの虫は日があまり当たらない、ジメジメとした土を好みます。
蚊などは水溜りや鉢植えの受け皿など、水が溜まっている場所に卵を産み発生します。
３．天敵から隠れやすい環境
鳥などの小動物から身を守るため、日中はほとんど日が当たらない場所に隠れています。
落ち葉や雑草の根本、プランターや石の下などに身を潜めています。
庭の虫の発生を抑えるのに必要なことは、虫にとって暮らせない環境にしてしまうことです。
次の対策を参考にして、虫が出ないお庭を作りましょう。
１．雑草を取る
虫の餌となる雑草は根元からしっかりと抜くことが大切です。
雑草の量があまりにも多くて手に負えないときは、周りの状況を確認し使用できそうなら除草剤を使うなどしましょう。
２．風通しを良くする
虫が好むジメジメとした日の当たらない場所をなくします。
不要なものは撤去し、落ち葉などは拾って庭全体の風通しを良くしましょう。
３．水を溜めない
蚊などは水が溜まっている場所に産卵し大量発生します。
鉢植えの受け皿はこまめに水を捨て、水の入ったバケツは外に放置しないなど、水が溜まる環境をなくしましょう。
４．人工芝を敷く
人工芝は下に防草シートを敷いているため、長期間に渡って有効な雑草対策になります。
そのため、雑草をエサとしている虫を減らすことができます。
